初めまして、ふしぎな花倶楽部、押し花インストラクターの橋爪浩子と申します。５年程前から月に一度、黒潮園さん及びデイサービスセンター悠久さんにて押し花教室の担当をさせて頂いております。


当倶楽部では草花の自然な美しさを押し花にし、その押し花を使って額や小物を作ること、又それらの技術をますます高めると共に、誰もが簡単に押し花を楽しめるよう、日々追求しております。


押し花の始まりは１６世紀頃とも言われておりますが、１９世紀英国のビクトリア女王や故モナコ公国王妃のグレース・ケリーも愛好者でした。


押し花の楽しみは草花を採集し、乾燥させてその押し花を使って作品作りをすることですが、利用者の皆様には押し花の状態から手鏡・カレンダー・小物入れ等の作品作りを体験して頂いております。


現在生涯学習の一環としても普及している押し花ですが、集中力を養い、ピンセットを使っての手指の運動、色彩や配置などを考えることにより利用者様の機能訓練に役立てればと思っております。

初めての頃は色鮮やかな押し花をお菓子と間違えて食されそうになった方や、ピンセットが使えずポケットに隠した方などがいらっしゃいましたが、今では『先生久しぶり！今日は何を作るの！？』と目を輝かせてお声掛けして頂けるようになりましたし、出来上がった作品を大事に飾って頂いているのを拝見するととても嬉しく思います。

　
これからも利用者様の潤いのある生活を支援する為、一人でも多くの方に押し花を体験して頂き、創作の喜び＆満足感を感じて頂けたら嬉しいですね。